法医学の鑑定書が証拠請求されたとき,鑑定書のどこをポイントとしてみればいいのか,そもそも鑑定書の信用性を争うことはできるのか。
法医学は多くの弁護士にとって未知の分野であり,高度に専門的であるため,「法医学鑑定書」を一読するだけでは,どのように対応すべきかイメージを持ちにくいことも多いと思われます。
しかし法医学鑑定によって,犯人性,行為態様,因果関係の有無や程度などが明らかになることも多く,法医学鑑定は我々の依頼者にとって重要な証拠となります。少なくとも法医学鑑定書の読み方や,信用性の争い方を学んでおく必要があります。
この度,多数の法医学鑑定を実施し,裁判員裁判において証人として証言された経験をお持ちであり,現在,一般社団法人裁判医学研究会代表理事を務めておられる永井恒志先生を,特別ゼミの講師としてお招きすることができました。
実際に鑑定をされている先生のお話を聞ける貴重な機会になりますので,ぜひご参加ください。