刑事事件に取り組んでいると、精神疾患が疑われる人の弁護や、責任能力を争う事案を担当することがあります。こういった事件ではよく精神鑑定が実施されますが、鑑定書の読み方や注目点に関する悩みを持つ方も多いと思います。また、精神鑑定を行った精神科医師の尋問で、どのような点に注意すべきなのか、といった疑問も浮かんでくると思います。今回の若手ゼミでは、刑事事件の精神鑑定の経験豊富な大澤達哉医師をお招きし、責任能力事件や精神鑑定に馴染みのない若手弁護士向けに、鑑定書の読み方を初めとしたご講演を賜ります。鑑定書の読み方を一から学びたい若手弁護士や、責任能力事件の弁護活動を深めたい中堅弁護士の先生も、奮ってご参加ください。