裁判員裁判制度の施行から4年が経過し,これまで多くの裁判員裁判が行われてきました。裁判員裁判は,従来の書面中心型から口頭中心型へ,従来の刑事裁判のあり方を大きく変えました。刑事弁護人にもこれまでにはなかった法廷弁護技術が求められています。今回は,特に,争いのない事件について弁護人がどのように戦うべきか,ライターとして数多くの刑事裁判を傍聴されてきた北尾トロ氏,刑事弁護人として数多くの刑事事件を経験されてきた村木一郎弁護士をお迎えし,争いのない裁判員裁判の戦い方について,それぞれ異なる視点から貴重なお話をお伺いしたいと思います。争いのない事件について,冒頭陳述や弁論はどのようにあるべきか,裁判員はどのポイントに注目するのか。今裁判員裁判を抱えて悩んでおられる方,これから裁判員裁判に積極的に取り組みたいと考えている若手の方,今回の例会は今後の弁護活動に役立つこと間違いありません。是非ともご参加下さい!
※なお,例会終了後に懇親会を予定しておりますので,こちらも是非ご参加ください!