裁判員裁判制度の施行から3年が経過し,これまで多くの裁判員裁判が行われ,判決が蓄積されてきました。 裁判員裁判では,事実認定や量刑において,従来の裁判とは異なる傾向も見られるようです。 今回は,量刑について,「量刑判断の実際」の著者で,元裁判官の原田國男先生をお迎えし,数多くの裁判員裁判の判決を通して明らかとなった新しい傾向と,これまで法曹三者の共通理解であった有利な情状についての変容について,貴重なお話をおうかがいしたいと思います。 量刑傾向の変容を踏まえて,今後の裁判員裁判事件における弁護活動の課題と展望もみえてくるものと思います。 今裁判員裁判を抱えて悩んでおられる方,これから裁判員裁判に積極的に取り組みたいと考えている若手の方,今回の例会は今後の弁護活動に役立つこと間違いありません。 是非ともご参加下さい!